憂鬱状態からの脱却法を学べ|前向き気分で明日への自信

鬱

新しい世界

狭い世界に閉じこもった

元気になる

学生時代から私は友達作りがあまりうまくありませんでした。そのためネットで知り合った、同じ趣味の気の合う人間とばかり付き合っていました。現実世界で自分から友達を作るといった経験を積んでこなかったのです。その結果は社会に出てから如実に現れることとなりました。大きい会社の1社員となることはできたのですが、大人数の同期と仲良くなることが全然できませんでした。うまくコミュニケーションがとれないことは、仕事の進行にも影響がでました。報告、連絡、相談がうまくいかず、自分の報告不足で仕事が行き詰ったことが何度もありました。その結果会社に自分の居場所がなくなっていき、次第に会社に行くことが憂鬱になっていきました。毎日の業務をこなしていると、あるとき急に気分が沈んでしまい、その場から一歩も動くことができませんでした。そのときはさすがに上司が異常に気付いて、私をタクシーで家に送ってくれたのですが、翌日以降も憂鬱な気分が晴れることはなかったのです。自然と私の脳裏には精神科という文字が浮かんでいました。溜まっていた有給を消化させてもらい、精神科を受診することを決めました。病院ではすぐにうつ病という診断が下りました。

病状を的確に探る

私は精神科でカウンセラーの人と会う時間があり、ずいぶんと長く話し込んでしまいました。これまで社交的な生活を送ってこなかったため、会社で人間関係がうまくいかなかったことも話しました。また仕事の失敗のせいで、自分の部署に居場所がなくなっていったことも話しました。たくさん話を聞いてもらううちに、自然と涙が出てきて、大の男が人前で泣いてしまいました。カウンセラーの人はそんな私を見て、ずいぶん精神が追い込まれていると判断されたようで、しばらく会社を休職してゆっくり療養することを勧められました。私はそのときとてもありがたい気持ちになりました。自分はだめな人間で、そんな自分が休むことには罪悪感があったのです。しかしカウンセラーの人はそんな私を許すように、休養することを許可してくれたのです。私はその後半年ほど、自宅で薬を飲みながら休みました。そのうちに憂鬱な気分はなりを潜め、次第に元気を取り戻していきました。今では会社に入る前ほどに活動的になり、復職を検討しています。私の憂鬱を見抜いてくれたカウンセラーにはいまでも感謝しています。私はあのまま会社に居続けたら、ストレスでもっとひどいことになっていたでしょう。精神科に行ったことで憂鬱を治すことができました。